氷でお酒の味が変わる

軟水？硬水？どっちが最適？

今回は、焼酎を飲む際に、切っても切れない存在『氷』についてです。

以前、焼酎で割って飲むなら「軟水」というお話をさせていただきましたが、結論から申し上げますと、焼酎に使用する氷は「軟水を使用した氷」がオススメとなります。

でも、コンビニやディスカウントショップ、スーパーなどで売っている、氷の種類ってかなり豊富ですよね？

軟水ならなんでもいいのか？どういう違いがあるのか？

今回は、そういった部分も含めてご紹介させていただきます。

凍らせる速度で色が変わる！？

良く氷を見ていただくと、「白っぽい氷」と「透明な氷」があります。

これは「凍らせる速度」が違うため色が変わるのです。

よく巷で販売されている氷は、白っぽい氷が多いのですが、これは約24時間かけて凍らせています。

逆に、こだわりの居酒屋やバーなどでは、透明な氷を使用していますが、これは約48時間かけて凍らせているのです。

透明度の違いは、比べてみると一目瞭然なので、是非注意してみてください。

長い時間かけて凍らせた氷を使用すると、溶けにくくお酒を無駄に薄めずに飲むことが出来ます。

さらに、軟水の氷を使用することで、マイルドで口当たりの良さも増すということになります。

ならば、家庭用製氷機で軟水を使えば、透明な氷を作れるのか？ということですが、これは工夫をしなければ作ることが出来ません。

まず普通に作るとどうしても白っぽくなってしまう理由ですが、これは家庭用の製氷機はマス目が細かいことが理由となります。

家庭用製氷機のバットはマス目が細かいのですが、これは使いやすさだけでなく、氷を早く凍らせるためにこの様な形にしてます。

その為、大きな専用のバットが無いと時間をかけて凍らせることが出来ず、何度トライしても白っぽい氷が出来てしまうということです。

では、家庭では透明な氷は作れないのか？ということですが、便利な世の中ですね、実はこういった商品が販売されているんです。

ドウシシャ 大人の透明まる氷  

ここで一つポイントになるのが、丸い氷って何か意味があるのか？ということです。

丸い氷はなんで必要なのか？

今回ご紹介したアイテムも、丸い氷を作るものでよね？

バーなどに行っても、やはり丸い氷を出すお店が多いです。

丸い氷を出す理由は、お洒落さの演出もあるのですが、一番の理由は「溶けにくい」ことにあります。

正式な名前は「キューブ・ド・アイス」というらしいのですが、氷は角の部分から溶け始めていきます。

お酒の味を邪魔しない様に、ゆっくり溶ける氷にするためには、角を落としておく必要があるのです。

これが、バーなどで丸い氷が使われている理由です。「なるほど～」という感じですよね(笑)。

通常の作り方は、ゆっくりと凍らせた氷の角を削り落とし、ひたすら丸くなるまで削っていき、最後はふきんで磨き上げて作ります。

ただ、かなりの時間がかかりますので、自宅で手軽に…というのは厳しですよね。

先ほどのご紹介したアイテムを使えば、手軽にかなり透明に近い氷が作れるので是非お試しください。

ちなみに、友達や彼女が来た時に、透明度よりも、少し変わった氷や、丸型でももう何個も作れるバットがいい！という方にはこんな商品もありますので、最後にご紹介させていただきます。

シリコン ドクロ型製氷トレー

BESTOP シリコンまる氷＆四角氷

こだわる程に、美味しさが増す焼酎

ということで、今回は「氷」についてご紹介させていただきました。

こだわればこだわる程に、どんどん美味しさと魅力が増す焼酎。

これからもどんどん更新して参りますので、次回も是非お楽しみに。