お家のリフォーム

リフォーム実体験記録 Vol.9「見積もりも大詰め!最終ジャッジ」

耐震補強のアレコレ

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『構造合板』というのは昔からある耐震用に使われるものです。

木造用の素材で、耐震工事の定番です。

ただ、施工業者さんによっては、“嘘の素材を使用したり”“間違えた貼り付け方”をする業者さんもいる様です。

構造合板については、皆さんご自身でも事前に知識を得た上で、リフォーム業者さんに「どういった合板で」「どの様に取り付けるの?」など聞いておいた方が良いです。

取り付け方を間違えると、耐震性はアップしませんからね。

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あ、そうなんですか!

取り付け方次第で、耐震性がアップしないなんて…。

なんか怖いですね~。

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どの業者さんも、リフォーム見積もり初期の段階で簡易的な耐震診断をしてくれて、補強をした後の強度なども提案してくれますが、重要なのは施工ですからね。

耐震で重要なのは、概ね以下の5点です。

  • 屋根の軽量化
  • 壁の補強
  • 建物の基礎
  • 柱などの接合部補強
  • 全体のバランス

全てを完璧にすると、新築並みの価格になりますが、『屋根・壁』を補強するだけでも効果は高いです。

狭小住宅や古い家の場合は、まずこの『屋根と壁』に注力するのですが、この際構造合板が使われるということです。

他にも色々な工法がありますが、『柱の強度が高い(腐食が無く太い)』か『さらに費用を追加する』という条件が必要になるので、結果的に僕の家では構造合板を使用することにしました。

薄い赤色の部分に構造合板をいれることで、耐震性を高めます。

完璧とは言えませんが、少なくとも以前よりは確実に補強されています。

他の外壁部分にも補強を入れてもらったので、これで十分という結論です。

耐震性は、先ほどの5つのポイントの最後に書いたが、“バランス”が重要なんですが、要するに、“まんべんなく四方に壁があるか?”ということです。

僕のお家は、一応これで国の基準を満たすことが出来ました。

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そうか~。

まあ、建て直しではないので、補強と言っても限界はあるということですね。

それでも、基準を満たすんだし、安心感は増しますよね。

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いよいよ最終ジャッジ!ローンも組みます

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さて、ついにローンです(笑)。

予算オーバーとなった分の250万円でローンを組むことにしました。

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うーん、ローン…嫌な言葉だけど(笑)

まあ、仕方ないですよね。

ローン会社はどうやって決めたですか?

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ローン会社は金利など条件がバラバラですが、以下のようになっています。

借入先 金利 条件
銀行系 1.7%~2.5% 銀行によってかなりばらつきがある。最長15年までなどの長期支払が可能になるケースも。
公的機関 2.0%~3.3% 限度額が低く、金利が高いですが、審査が通りやすい。最大でも500万円までというのが殆ど。
リフォーム系列 1.5%~2.0% こちらも限度額が低い。ただし、支払期限を7年以内などにすることで金利が安くなる場合がある。

細かく書くときりが無くなるのですが、ザックリ書いてしまうと『どこも限度額は200万円~300万円』と思ってください。

住宅ローンとは違い、リフォームローンはどこも最大500万円程度の融資が可能と謳ってはいますが、結局300万円程が限界です。

純粋に『審査の通りやすさ』『金利』を見て決めるのが良いと思います。

僕は、リフォーム会社さん経由で申し込みを行いました。リフォーム会社さんもメリットがあるでしょうし、“7年間の支払い期限”という条件、金利は「固定1.9%」で納得がいったのでアッサリそれで決めました。

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そうか~、やはりリフォームだと、借入金の限度額は低いんですね。

でも、それにしても数百万円ですから、大変ですよね~。

ちなみに、頭金はどの程度入れたんですか?

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頭金は、元々の予算のほぼ全額500万円程です。

リフォームの場合で多いのは、「3回か4回に分けて支払う方法」です。着手時と、着手中、完成後という具合です。

ですから、160万円を3回現金で支払い、4回目は全てローン会社が立て替えるという感じですね。

契約の際は、合計金額を見て流石に少し怖いというか、本当にいいんだろうか…という気持ちもありましたが、最後はエイヤッ!という感じでしたね(笑)。

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そうですよね~、それってもう一生の買い物ですよね。。。

リフォームとはいえ、凄い決断が必要な金額ですよ。

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結局、仮住まいの賃貸料や廃品回収費など、何だかんだ入れて1,000万円近くになりました。

残しておこうと思っていた隠し貯金分も全て使い果たし、スッカラカンになりました(笑)。

しかし、これまで細かい個所を散々節約してきた甲斐があって、家電や家具類などは買いたい物をスムーズにお金を使うことが出来ました。

言ってもそれほど豪華ではないのですが、電子レンジや炊飯器など、その後の生活で役に立つであろう家電は、比較的高額でしっかりしたものを変えたので、それも今では凄く良い選択だったと思います。

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そうか~。

いや~、なんだか凄い緊張するというか、これは覚悟が必要ですね。

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そうですよね~。

まあとにかく、これでもう進む以外道は無くなりました(笑)。

ということで、お家の荷物も無くなり、いよいよお引越しです。

次回は、このお引越しの賃貸などについて少しご紹介させていただきます。

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わかりました!

次回も是非よろしくお願いしますね。

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[box class=”blue_box” title=”おさらい”]

  • 外観はあらかじめ見本となる家を調べて考えておく
  • 内観は好みがあるが、無茶をせずシンプルが無難です
  • 耐震補強は、どの様に補強するかしっかり確認する
  • ローンは「審査の通りやすさ」と「金利」で決める
  • 総額は結局かなりの金額になるので、予算には余裕を持つ

何度もお伝えしていますが、とにかく『予算には余裕を持ってください』。これは凄く重要です。

ローン額を増やすより先に、どこか節約出来ないか?を考えてくださいね。

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