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THE焼酎の世界 Vol.6「人気のシリーズ物の焼酎を紹介」

焼酎ビギナーあるある

凄く多い人気メーカーのシリーズもの

以前、「人気焼酎BEST3-定番系-」でもご紹介させていただきましたが、有名焼酎メーカーさんは、同じような商品名でいくつもの焼酎を販売しています。

酒蔵さんも、自社のブランドを維持するために、あえて「安価な焼酎」と「高価な焼酎」、つまり「廉価版(れんか版)」と「高価版」という様に使い分けているケースが多いのです。

他にも、ラベルの色を変えるなどしてシリーズとして販売もしています。

「あれ?味が違う!」なんて、ということが無い様に、今回は廉価版を販売している有名焼酎についてご紹介させていただきます。

以前、BEST焼酎でご紹介したもののシリーズをご紹介したいと思います。

それでは、早速行ってみましょう!

宝山シリーズ  

 
解説

 

■メーカー名:西酒造

■コメント :

とにかく種類が豊富で有名といえば、以前もご紹介したコチラ『宝山シリーズの西酒造さん』ですね。

見てください、このラインナップ。

他にもあるのですが、かなりのラインナップです。

下段の焼酎を見たことの無い方も多いと思いますが、僕も飲んだことの無いものが含まれています。

有名でどの酒屋さんでも、ほぼ販売しているのは、上段の4種類ですね。

薩摩宝山(一番左)

こちらは、宝山系の中では「安価な焼酎」となります。目安では1800mℓでも2,000円前後とお買得です。香が強く、少し苦手な方も居るかもしれません。

富野宝山(左から2つめ)

以前ご紹介した焼酎です。ビギナーの方にも飲みやすく、まろやかな口当たりで、以前はあまり販売していないレア商品でした。720mℓで2,000円前後ですね。

吉兆宝山(左から3つめ)

爽やかな飲み心地で、女性にもおすすめの焼酎です。富乃宝山と同様に、お刺身なんかにはピッタリの焼酎です。価格も富野宝山とほぼ同じですね。

白天宝山(一番右)

あまり販売してない焼酎なので、ある意味少しレアですね。白麹仕込みで、口当たりが柔らかい焼酎です。実はあまり販売していないのですが、1800mℓで3,000円~3,500円が相場です。

※なるべく自分が購入したことのある酒屋さんで、価格が安く対応の良かったお店をご紹介しています

一番苦手だな、と思ったのは「薩摩宝山」ですね。ややクセが強くて、飲み難いと感じました。

※シーズンにより、さらに限定焼酎も販売されています。

赤兎馬シリーズ  

 
解説

 

■メーカー名:濱田酒造

■コメント:

こちらも以前ご紹介した「赤兎馬」ですね。

スタンダードなのは、画像中央の「赤兎馬 “赤”」です。文字が赤色のものですね。次がその右となりの「赤兎馬 “紫”」です。

こちらは廉価版という感じではないのですが、「ブルーボトル」という一番右側の商品が滅多にお目にかかることの無い焼酎で、このブルーボトルだけ「度数20度」となっていて、少しだけお安い焼酎です。

プレミアムということはありませんが、一度飲んでみたいですよね。

赤兎馬の麦バージョンで「呂布」というお酒もあるのですが、比較的手に入れにくいのが、「赤兎馬 極味の雫」と「赤兎馬 徳利」ですね。

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「赤兎馬 “徳利”」は他の赤兎馬と同様に、720mℓで2,500円~3,000円ですが、結構レアでインターネット外での購入はほぼ不可能です。

「赤兎馬 “極味の雫”」は、濃厚な味わいでアルコール度数が35度という焼酎です。こちらも徳利と同様に、ネットショップ以外では滅多においていません。

こちらは、宝山系の中では「安価な焼酎」となります。目安では1800mℓでも3,000円前後とお買得です。香が強く、少し苦手な方も居るかもしれません。

赤兎馬(紫)

以前ご紹介した焼酎です。ビギナーの方にも飲みやすく、まろやかな口当たりで、以前はあまり販売していないレア商品でした。720mℓで2,000円前後ですね。

赤兎馬(赤・紫セット)

 

こういうセットはお得ですね。

僕は、「赤、赤、紫、赤、紫」というような順番で、別々に購入し続けていたので、今はセットで購入して、その日に合わせて飲みかえています。

実はこの他にも、赤兎馬「柚子」「梅酒」「柚子梅酒」といった商品も販売していますが、これは好みが分かれるところだと思います…。

濱田酒造さんは、他にも「海童」など発売しているのですが、色々飲んだ結果、美味しいと感じたのは赤兎馬で、「赤」「紫」です。

さつまいものタマアカネで生成した焼酎とのブレンド『玉茜仕込み』も出回りが少ないので、まずはセットで一通り試したい方には下記がオススメです。

 

気になる方は、まずは是非、赤兎馬シリーズをコンプリートしてみてくださいね!

佐藤シリーズ

解説

 

■メーカー名:佐藤酒造

■コメント:

殿堂入り焼酎としてご紹介した「佐藤 黒」のシリーズとなります。

中央が、以前ご紹介した「佐藤 黒」ですね。濃厚でマイルド、とにかく味わい深く飽きのこない味で、超有名焼酎です。

その右が「佐藤の麦」で、価格としては720mでも2,000円しない金額です。

芋の柔らかさや甘みはないですが、「麦独特の香りと味」が好みという方は良いかもしれません。こちらは、数多くの酒屋さんで販売している焼酎となります。

「あ!安い!」と思って「佐藤 黒」とお間違え無い様にしてくださいね。

比較的珍しいのが、一番左の「佐藤 “白”」ですね。

お値段的には「佐藤 黒」よりも、ややお安いのですが、通常の酒屋さんではほとんど取り扱いをしていません。

「佐藤 黒」の深いコクを、優しくした味わいとなっています。

マイルドさや滑らかさは、かなりのものなので、一時にいると「佐藤 “黒”」よりも、こちらの「白」にハマってしまうかもしれませんね。

水割りで飲むと、柔らかさが増すため、お酒が大好きという女性の方に飲んでいただくと、初めは驚くかもしれませんね。

ネットならば購入は可能ですが、時期によっては品薄状態が続くという焼酎です。

佐藤(黒)

こちらのサイトはお買得なので、いつも購入しております(笑)。1800mℓを買うのですが直ぐに無くなります…。価格が5,000円程で、とにかく安いです。

 

佐藤(白)

出回りによって、値段に変動がありますが、やはりこちらもこのサイトさんは安くて美味しですね。白は約4,200円位ですね。

 

最後にこちらもおススメです。

コクの佐藤黒、爽やかさの吉兆宝山の「ブラックセット」です。確実に失敗の無いセットですね。

720mℓなので、量的にもスペース的にもかさばらずに丁度良いかと思います。

焼酎好きな女性の方、奥様や彼女と飲むにも、味的にマッチしています。

 

焼酎の価格差について

ということで、今回はシリーズで販売している有名焼酎をご紹介致しました。

この中では、どうしても「佐藤 “黒”“白”」飛び抜けた存在なのですが、「赤兎馬の“紫”」もマイルドさと甘みでは相当レベルが高いです。

「吉兆宝山」は、今回ご紹介した焼酎のどれにも当てはまらない、清涼感のある爽やかな味わいが魅力です。

そして、どちらも以前は滅多にお目にかかれない焼酎で、酒屋さんでも量販店さんでは置いていない様な貴重な焼酎でした。

インターネットでかなり多くの焼酎が購入可能になったので手に入るのですが、以前プレミア焼酎の「森伊蔵」の偽物が販売されて摘発された事件もありました。

焼酎の偽物は、あまり出回りにくいのですが、中には、品薄になるまで保存しておき、品薄の時期になると同時に販売し始める、といった業者さんもいるようですね…。

とにかく、それだけ焼酎ファンは多いということかもしれません…。

焼酎好きからすれば、なるべく適正価格で、気持ちよく美味しく飲みたいものですよね。

さて、次回はこれまでに、まだご紹介していない焼酎をいくつかピックアップしたいと思いますので、是非お楽しみに。

それでは、また次回。

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