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これは見ておきたい,名作邦画厳選BEST3

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さて、今回は邦画特集です。

私は正直言いますと、実は邦画はあまり見ません。

知人でも「邦画はつまらない」「好きじゃない!」という人も結構多いと感じておりますが、そんな人でも納得の映画を3つご紹介いたします。

大人気映画なので「もう見た」という方も居るかもしれませんが、そんな方でも、もう一度見る価値のある映画です。

それではご紹介させていただきます。

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あの悲劇を振り返る、社会派フィクションの超大作

沈まぬ太陽

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渡辺謙主演の、超大作映画です。

俳優陣も、石坂浩二、三浦友和などをはじめ演技派の派俳優が脇を固める本格的な社会派フィクション映画で、原作は社会派小説で有名な山崎豊子の長編小説。

この小説、単行本・文庫本で700万部の超ベストセラーとなっています。

3時間22分の長編映画ということで、上映の途中に10分間の休憩を入れたことでも少し話題になりましたが、日本テレビの金曜ロードショーでは約4時間、本編ノーカットで放送されましたが、視聴率は15%という高視聴率を記録したことでも話題となりましたね。


【あらすじ】

国民航空の社員であり、同社の労働組合長である、恩地元(おんちはじめ)は、職場環境の改善に努めるが、その結果海外勤務を命ぜられ体よく左遷されてしまう。

10年間の海外勤務を経て、ようやく本社への復帰を果たすのもつかの間、勤務する航空機が墜落してしまう。

救援隊として向かった恩地だが、現地で見る惨状・涙・悲劇に言葉を失う。

墜落事故によって苦しむ遺族たちの苦悩を目の当たりにした恩地は、二度と事故を起こさせないために、巨大企業である国民航空の組織改革へと乗り出す。

社内調査を進める中で目の当たりにする、企業と政治との癒着、腐敗した人間。そして、信念を貫き改革を続ける恩地。

命の尊厳とは、組織とは、生きるとは…。

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日本ホラー映画の最高峰、尽きることの無い恐怖が続く

リング

 

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正直、私ホラー映画は展開に無理があり過ぎて好きではありませんが、この映画は別です。

海外のホラー映画にも多大な影響を与えた、日本最高峰の大ヒットホラームービー「リング」

松嶋菜々子さん、真田広之さんの演技も光りますが、何といっても不気味としか言い表しようの無い“映像”、そして“音”が強烈な印象として脳裏に焼き付く映画です。

続編の「リング2」も大ヒットを記録しましたね。

ハリウッドでは、リメイク版も上映されるなど、この映画以降、国内外のホラー映画はそれまでとは全く違ったテイストになりました。

自分の身の回りでも実際に起こるのではないか?そう錯覚させる、リアルな空気感、怪奇現象の数々…。一度見たことがある方も、是非もう一度見てはいかがでしょうか。


某テレビ局に勤務するディレクターの浅川玲子(松嶋菜々子)は、都市伝説にまつわる取材をする中で、「見たものを1週間後に呪い殺す」といわれる「呪いのビデオ」の噂を耳にする。

ある日、そのビデオを見たと言われる男女と、数日前に不可解な死を遂げた自分の姪が同日、同時刻に死亡していることに気が付く。

調査を進めると、不可解な死を遂げた姪と、呪いのビデオを見た男女には交友関係があったことが分かる。

彼らが1週間前に伊豆の貸別荘で過ごしたという情報を得てその別荘へと辿り着き、玲子は不思議なビデオを発見し見てしまう…。

そのビデオを持ち帰った玲子だったが、ふとしたきっかけで玲子の子供である洋一もビデオを見てしまうことに。

離婚した元夫で、超能力者の高山竜司(真田広之)に助けを求めるが…。

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東野圭吾の大人気ガリレオシリーズ第3弾

容疑者Xの献身

 

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ミステリ大賞を受賞した作品ですが『推理小説としてはどうなの?』ということで、少し論争を生んだことでも知られる作品です。

見る側の私たちとしては、「推理小説の定義」よりも「面白いかどうか」の方が大切かと思いますが…とにかく「面白い」ということで大ヒットした映画です。

主演は、ガリレオシリーズではお馴染みの福山雅治さん。

確かに推理小説としては、分かりやすくシンプルな展開なのですが、そこがまた見やすくて良い点かもしれません。

人間模様や人の思いもしっかりと描いている映画で、恋人とじっくりと見るにもおすすめの映画です。


花岡靖子は娘の美里と仲睦まじく二人で暮らしていた

そんなある日、DVが原因で別れた元夫である富樫慎二が二人の居所を突き止めてアパートに現れる。

暴力をふるう慎二に対し、抵抗する靖子と娘の美里は自分たちの身を守るために慎二を殺してしまう。

そんな二人に手を差し伸べたのは、高校で数学教師をしている石神哲哉。

石神は、主人公である湯川と大学時代の同級生であり、湯川をして「天才」と言わしめる学生であったが、家庭の事情により研究者の道をあきらめ、孤独と絶望の中で数学の教師を続けていた。

そして、3月11日旧江戸川の河川敷で身元不明の焼死体が発見され、花岡靖子の元旦那富樫と断定し、靖子を容疑者として目を付ける。

しかし、靖子のアリバイは完璧であるなど、操作に行き詰まった刑事は、友人であり天才物理学者の湯川(福山雅治)へと相談を持ち掛ける。

当初傍観していた湯川であったが、警察から容疑者されている花岡靖子の隣人が、大学の同級生であった石神と知り事件に関わっていくことになる。

果たして事件の真相は、容疑者Xとは…。

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はい、ということで今回は邦画3選をお送りいたしました。

特に、沈まぬ太陽に関しては、かなりおすすめ出来ます。

原作の山崎豊子さんはお亡くなりになりましたが、「白い巨塔」や「華麗なる一族」でも知られる巨匠です。

社会派というと難しい印象もありますが、実に見事に描かれた心理描写で、見ていると知らぬ間に引き込まれる名作ですので、是非ご覧ください。

それでは、また次回。[/voice]

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