THE焼酎の世界 Vol.3「焼酎の飲み方-前割り-」
劇的に変化する飲み方
驚くほど、美味しくなる!
多くの方は、焼酎を飲む際に「ロック」「ストレート」「割って飲む」という3種類が定番だと思います。
前回、焼酎はそれぞれ味に特徴があるので、「ロックに合う焼酎」「割って飲むのに最適な焼酎」があるというお話をさせていただきました。
今回はもう一段ステップアップした、前割りという飲み方をご紹介します。
この飲み方は、美味しく飲むだけでなく、かなりお得に飲むことも出来る様になりますので、是非試していただきたいの見方です。
前割りとは
はい、前割りとは単純に「事前に、お水で割っておく」という飲み方です。
それだけで美味しくなるの?と疑問が湧きますよね。
ズバリ、かなり美味しくなります!
どの様に味が変わるかというと、トロッとまろやかになります。
この前割りは、本当に驚くほど焼酎が美味しくなり、特に本格焼酎だと格段にまろかさが増して、しかも水で割っておくので手間も省けるという優れモノですので、是非お試しください。
しかも、作り方が簡単なのも嬉しい限りです。
① 焼酎を用意します。
② 水を用意します(軟水で、市販のものでOK)
③ 保管用の「瓶」や「ペットボトル」を用意します
④ お好みですが、目安は「焼酎4:軟水6」で割ります。
⑤ 3日~7日ほど冷蔵庫で冷やします
⑥ 完成!
どうです?かなり簡単ですよね?
ポイントとは、②と⑤です。
まずは、②についてご説明しますね。
水の硬さは「カルシウムとマグネシウム」から算出されるのですが、硬水はこのカルシウムとマグネシウムが多いんですね。
これは、他の焼酎を水割りで飲む際にも同じことが言えるのですが、「硬水」はやや苦みが多く、しつこい味がするので、焼酎を割って飲むにはあまり適していません。
マグネシウムの含有量が少なく、口当たりの良い軟水を使用するのがベストです。
次に⑤ですが、これは馴染ませるために必要な日数です。
我慢できない!という方は、もちろん1日置くだけでも良いのですが、馴染み方が薄いので、目安としては最低3日は馴染ませると変化が良くわかるのでオススメです。
日数は、7日以上でも良いのですが、容器を移し替える際、一度空気に触れていますのでこれ以上の日数はオススメ出来ません。
最大でも10日といったところです。
水で薄めて保管しておくだけで美味しくなるなんて「嘘でしょ?」「言うほど変わらないでしょ?」とお思いの方もいると思いますが、是非一度試してください。
本当に劇的に変化します!
おすすめの容器など
保管用の「瓶」や「ペットボトル」ということで記載いたしましたが、おすすめは気密性の高い「瓶」となります。
ペットボトルは、破損の心配もなく利便性は高いのですが、瓶は保冷性も気密性も高く、前割り用に一度購入すれば何度でも利用可能なので、「瓶」をオススメします。
ちなみに、話が少しそれますが、焼酎で良く「紙パック」で売られている場合があります。
しかし、紙パックは長期保存には適していないためオススメしません。
焼酎を販売している酒蔵としても本当は避けたいのですが、瓶に比べると製造・輸送コストがはるかに低いので、安価なお酒は紙パックで売っているのです。これは、ペットボトルにも同じことが言えます。
話を戻しますね。
私が、前割り用の「瓶」容器を探した際は、サイズや値段がバラバラで、一体どれがいいのか?と、かなり試行錯誤しました。
最終的に良かったと思えた商品があるので、そちらも次ページでご紹介しておきますね。
ついでに、と言ってはなんですが、他にも合わせて購入しておいた方が良いものも掲載しておきます。
あわせて、「前割に合う焼酎」もご紹介しておきますので、是非ご覧ください。
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